特別定額給付金一人10万円、オンライン申請してみた!所要時間15分

その他

新型コロナウイルスCOVID-19による家計(収入減や計画外の出費など)への支援は、二転三転した結果、特別定額給付金として、収入による条件はなく一人あたり10万円給付されることになりました。いくつかの申請方法がありますが、スマホとマイナンバーカードを使うオンライン申請をやってみました。この方法は、申請方法の中で最も簡単で、早い方法です。何も情報を持たない状態から、15分で完了しました。
総務省によると、マイナンバーカードの交付率は全国で15.5%(令和2年3月1日現在)にすぎないため、この記事がどの程度需要があるかわかりませんが、マイナンバーカードがあると便利ということが伝わるとよいと思っています。

特別定額給付金の概要

特別定額給付金の概要です。総務省ホームページより抜粋です。

給付対象者及び受権者

  • 給付対象者:基準日(令和2年4月27日)において、住民基本台帳に記録されている者
  • 受給権者:その者の属する世帯の世帯主
お侍
お侍

「給付対象者」は、給付の権利がある人。我が家の場合は、4人家族なので4人が給付対象者です。
「受給権者」は、振込みしてもらう人。我が家の場合はボクで、4人分がボク名義の口座に振り込まれるということです。

給付額

給付対象者一人につき10万円

給付金の申請及び給付の方法

感染拡大防止の観点から、給付金の申請は次の(1)及び(2)を基本とし、給付は、原則として申請者の本人名義の銀行口座への振込みにより行う。

(1)郵送申請方式
 市区町村から受給権者あてに郵送された申請書に振込先口座を記入し、振込先口座の確認書類と本人確認書類の写しとともに市区町村に郵送

(2)オンライン申請方式(マイナンバーカード所持者が利用可能)
 マイナポータルから振込先口座を入力した上で、振込先口座の確認書類をアップロードし、電子申請(電子署名により本人確認を実施し、本人確認書類は不要)

「基本」「原則」というのは、配偶者らのDVを理由として避難している場合に、特別な配慮を受けられるため、このような記載となっています。

受付及び給付開始日

  • 市区町村において決定(緊急経済対策の趣旨を踏まえ、可能な限り迅速な支給開始を目指すものとする)
  • 「(1)郵送申請方式」「(2)オンライン申請方式」そえrぞれに受付開始日を設定可能
  • 申請期限は、郵送申請方式の申請受付開始日から3か月以内

申請が必要な手続きモノって、申請するのをを忘れてしまいもらえるはずのものがもらえないってことありますよね。ボクは別記事に書いた通り、株主優待をもらい忘れたことがあります。。。
今回の給付金は「3か月」ありますが、まだまだ時間あると思っているとあっという間に締切日になってしまいます。申請に不備があると、修正して再度申請している間に締切日を迎えるかもしれません。

申請に必要なモノ

(1)郵送申請方式
・本人確認書類
 マイナンバーカード、運転免許証等の写し
・振込先口座確認書類
 金融機関名、口座番号、口座名義人がわかる通帳やキャッシュカード、インターネットバンキングの画面の写し(水道料引落等に使用している受給権者名義の口座である場合には不要)

(2)オンライン申請方式(マイナンバーカード所持者が利用可能)
・マイナンバーカード
 本人確認書類としてではなく、電子署名による本人確認のために必要
・振込先口座確認書類(同上)
・「PC+ICカードリーダライタ」もしくは「スマホ」
 申請手続きと、マイナンバーカードを読み取るためにICカードリーダライタもしくはスマホが必要になります。本サイトでは、「スマホ」を使うオンライン申請方法を説明します。

PCを使うオンライン申請方法の流れはこちらのサイト様で丁寧な解説があります。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
>> PCを使ってのオンライン申請方法 <<

申請前の確認

紹介するスマホを使うオンライン申請方法は、簡単ですが2つ条件があります。

マイナンバーカード

マイナンバーカードを使って本人確認をします。このときに、マイナンバーカードを作成したときに登録した暗証番号(署名用電子証明書暗証番号6~16ケタ)が必要になります。覚えていない方も多いのではないでしょうか。5回入力に失敗すると、市区町村役所の窓口にて手続きが必要になります。

そもそもマイナンバーカードは↓のものです。(交付率低く、認知度が低いので説明しておきます)

出典:総務省ホームページ

↓は「通知カード」です。「マイナンバーカード」ではありません。

出典:総務省ホームページ

スマホ

マイナンバーカードを読み取りできるスマホであることが必要です。NFC機能がついているものです。

スマホの背面に↓のマークがあれば対応していると思われます。

出典:ソニー 公式HP

こちらのサイトで対応スマホを確認することができます。
>> マイナンバーカード読取対応スマホ <<

対応スマホの場合は、NFCを設定しておきましょう。機種により設定方法がことなるたため、大まかにだけ説明しておきます。
【NFC設定方法】
設定(歯車マーク)→接続済みの端末(機器接続など)→接続の設定→NFC/おサイフケータイ設定
これ以降は、ON/OFFするだけのものや、ONすると「ロックがON」となり読取できなくなるものがあります。説明が表示されるはずですので、説明に従って、ON/OFFしてください。

ちなみに、ボクはAndroid、シャープのスマホという環境です。下の画像のような状態にすると、マイナンバーカードを読み取れる状態です。
「NFC/おサイフケータイ ロック」をON(チェック)すると、ロック状態となってしまいます。
「Reader/Writer, P2P」をOFFすると、読取できない状態になってしまいます。

スマホを使うオンライン申請手順

①マイナポータルAPをインストール

スマホにマイナポータルAPをインストールします。

出典:App Store(左)、Google Play(右)

②マイナポータルへアクセス

マイナポータルへアクセスします。
URL:https://app.oss.myna.go.jp/Application/search

アクセスしたら、
地域を選択し、特別定額給付金の□にチェックをつけます。

③必要事項記入

氏名、生年月日などの必要事項を記入します。

④振込先確認書類をアップロード

あらかじめ写真や画像があれば、「ファイルを選択」を押して、あらかじめ用意した写真や画像を選択。ない場合は、「ファイルを選択」を押して、カメラを起動し、振込先確認書類の写真を撮影します。

⑤電子署名を付与して送信

署名用電子証明書の暗証番号(英数字6~16ケタ)を入力し、スマホにマイナンバーカードをあてます。(マイナンバーカードの読み取り)

これで申請完了です。

申請が完了すると、控えを取得するボタンが出てきます。
ボクは、「控えをダウンロードする」「登録アドレスに送信」の両方を押してみました。両方とも無事ファイルを保存することができました。
(なんで両方押したかというと、ダウンロードはダウンロードした先をあとで見つけることができないかもしれないから。アドレスに送信はうまく送信できなかったり、メールからダウンロードするときにファイルがこわれるかもしれないためです。)

不備があれば、役所から連絡があるはず。

受領のご連絡

申請から24時間ほど経ってから、メールで以下のような受領の確認の連絡をいただきました。

お侍 様

「ぴったりサービス」をご利用いただき、ありがとうございます。

以下の電子申請データを申請先の自治体にて受領しましたのでお知らせ致します。
本申請に関するお問い合わせは、申請先までお問い合わせください。

 特別定額給付金 特別定額給付金 (受付番号 XXXXXXXXXXXXXXX)

【ぴったりサービス】電子申請データ受領のご連絡 メール

一瞬、迷惑メールや詐欺メールかと思いましたが、ドメインが政府のものであることから本物であると信じています。

※2020/5/21追記

支給日!

特別定額給付金の申請書が届いた。
ところで、オンライン申請のほうはどうなっているのか?と疑問になり、市のホームページを見たところ「2020年5月18日より、順次振込開始」とのこと。

下の画像のとおり、入金確認!
申請書が届くよりも先に、入金されておりました。

マイナンバーカードがあると早いですね。作っておいてよかったマイナンバーカード!

マイナンバーカードを使ってマイナポータルで申請するには、6~16ケタのパスワードが必要。ボクは最近、たまたま更新日だったため、市役所で初期化して新しいパスワードを登録したばっかりでした。
最近登録したばっかりだったけど、忘れちゃって2回ほど入力に失敗しました。

パスワード管理が大変だけど、今後オンライン化が進むことは間違いないだろうから。パスワード管理を嫌がるのではなく、受け入れてよい方法を考えて、ツールとして使っていくのが、ボクはよいと思います。

ちなみに、給付金の使いみちは、計画外の出費があったため、そこへ補填します。
残りは、新コロ騒動が落ち着いて一発目のIPOの資金にあてたい。新規口座開設数が過去最高という証券会社もあるようなので、初値急騰するのではないかと予想!

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