在宅勤務・自宅待機で時間がある今だからこそ、読書のすすめ

読書のムシその他

新型コロナウイルスの影響で、在宅勤務やリモートワークになり、通勤時間が無くなったことで可処分時間が増えた人は多いでしょう。自宅待機で何もやることないという人も多いと思います。時間ができたから趣味に充てている人もいると思うが、中には自宅ではできないものもあると思う。例えば、水泳やボーリングのように外の施設を借りなくてはならないものや、フットサルや格闘技のように複数人で行うもの。

経済的自由を目指すために、まとまった時間が取れる今だからこそぜひおすすめしたいのが、勉強である!

読むのが苦手な人は聞くだけで本が読めるAudible(オーディブル)をおすすめします。

日本の社会人は勉強時間6分という事実

日本の社会人の勉強時間は、1日当たり平均6分というデータがあります。このデータは、総務省による平成28年社会生活基本調査によって明らかになりました。

勉強時間6分

小・中・高校、人によっては専門学校や大学、大学院まで通って勉強してきたのに、どうして社会人になると勉強しなくなるのかと思うことでしょう。
(ボクの個人的な意見としては、学生の時は勉強しているつもりになって、本来学ぶべきことは全く学べていない人がほとんどであるのではないか。だから、社会人になると勉強時間が減ると思っています。詳しくはまた別の機会に)

日本は先進国一学んでいない

他の先進国と比べても明らかなようです。

OECDのデータをNEWS PICKSにより見やすくまとめられたものがあります。25歳以上の社会人が、短期高等教育機関へ入学する割合を各国比較できるように示したものであり、OECD諸国中で日本は最下位でした。

OECD調査結果

勉強すれば生活が変わる

「社会人になってもう職に就いているから学ばなくていいよ」「安定の大企業に勤めているから学ぶ必要ないよ。仕事だけしてればいい」と思う方もいるかもしれません。

本当にそうでしょうか。

大学新卒で会社に入って、今流行りの早期退職ボーダーラインの45歳までは約20年。 定年まで勤めあげたとすると約30年。 今から20年前、30年前の就職先として人気のあった企業を見てみることにする。このランキングからは、選ばれた理由まではわからないがきっと「安定」ではないだろうか。

20年前(1990年卒)のランキング
6位 三和銀行
ご存じだろうか。ボクは知りませんでした。ざっくりいうと、三菱UFJ銀行の前身の一つ

三和銀行

9位 日本航空
2010年1月に経営破綻

12位 第一勧業銀行、15位 日本興業銀行、16位 富士銀行
これは知っています。みずほ銀行の前身ですよね。
これら以外の銀行も統廃合で現在とは異なる名称になっていますね。

30年前のランキング
8位 電通
過労死自殺や新型コロナウイルス感染者発生等、話題に事欠かない。

13位 日本航空
20年前のランキングから順位を下げていますね。この10年後に経営破綻です。

14位 朝日新聞社
今、新聞とってますか?紙は読まないけど、オンラインは読んでいるという方もおられるかもしれませんが、情報があふれている現代では新聞社の情報に頼る必要もありませんよね。

16位 本田技研工業
2019年四輪事業は赤字転落しています。 

18位 松下電器産業
日本の電機メーカー全般に言えることですが、液晶テレビが好調な時期がありましたが、今となっては幻。韓国を中心としたアジア勢に持っていかれましたね。

20位 味の素
業績は好調ですが、好調だからこその人員整理を発表しましたね。

文系の就職ブランド調査結果

1990(平成2)年卒2000(H12)年卒
1日本電信電話ソニー
2ソニー日本放送協会
3三井物産日本電子電話
4三菱銀行サントリー
5東京海上火災保険JTB
6三和銀行NTT移動通信網
7東海旅客鉄道ベネッセコーポレーション
8住友銀行電通
9日本航空博報堂
10全日本空輸資生堂
11三菱商事東京海上火災保険
12第一勧業銀行アサヒビール
13日本生命保険日本航空
14東日本旅客鉄道朝日新聞社
15日本興業銀行東京三菱銀行
16富士銀行本田技研工業
17三井不動産全日本空輸
18伊藤忠商事松下電器産業
19電通トヨタ自動車
20三井銀行味の素

理系の就職ブランド調査結果についても見てみます。
文系で述べた会社については省きます。

20年前のランキング
8位 富士通
2019年の早期退職募集は2,850人にも及ぶ。

11位 日産自動車
ゴーン騒動に端を発した前年比利益99%減は記憶に新しい。

30年前のランキング
12位 日本たばこ産業
アベノミクス景気?(実態は日銀のETF買い支え)の効果で日経平均は上昇基調であったが、そんな中でも株価を下げ続けている。

理系の就職ブランド調査結果

1990(平成2)年卒 2000(H12)年卒
1ソニーソニー
2日本電気日本電信電話
3日本電信電話本田技研工業
4東芝NTT移動通信網
5松下電器産業トヨタ自動車
6日立製作所NTTデータ
7日本アイ・ビー・エム日本電気
8富士通松下電器産業
9三菱電機日本アイ・ビー・エム
10東海旅客鉄道サントリー
11日産自動車積水ハウス
12三菱重工業日本たばこ産業
13トヨタ自動車資生堂
14本田技研工業日本放送協会
15キヤノン旭化成工業
16三井物産雪印乳業
17清水建設富士通
18東日本旅客鉄道富士重工業
19川崎重工業電通
20鹿島建設ソニー・コンピュータエンタテインメント
20セガ・エンタープライゼス

文系・理系ブランド調査結果は、リクルートホールディングスのサイトを参考にさせていただきました。
>>リクルートホールディングス 就職ブランド調査

何が言いたいかというと、「安定などない!自分で考え、判断して、行動」できるようになっていないといけない。そのために必要なのが勉強である。

勉強すれば収入が増える!

何かをはじめるときには動機づけが必要である。「夢の実現」「収入アップ」「社会貢献」人それぞれあると思うが、勉強と収入アップの関係性についてこんなデータががある。

経済産業省による平成29年のIT関連産業の給与等に関する実態調査結果によると、勉強時間と収入は比例関係にあることがわかる。

「俺は今の生活水準で十分だ!勉強なんてしない!」という方のために、こんなデータはどうでしょうか。ベネッセ世帯所得が子供の学力に比例するのである。

世帯所得が子供の学力に影響する

>>ベネッセ 教育情報サイト

読書のすすめ

ここまでで、勉強することの重要性、メリットはご理解いただけたであろう。では、何をしたらよいのか。ボクはこれまでそれなりに色んな分野のことを勉強してきた。お金のこと、ITのこと、化学や物理のこと、歴史などなどである。その経験からわかったこととして、使えるレベルまで学ぶには、密度が大事であるということ。

密度というのは、下のグラフでいうと青色部分の面積の大きさ。
1回あたりの学習時間が短い(内容が薄い)と、学習期間が長くなる。一方で、1回あたりの学習時間が長い(内容が濃い)と学習期間が短くなる。学習のゴールは学んだことを使えるようになるということとする。

学習効率

物事を成すには、10,000時間必要だとする「1万時間の法則」というものがある。これも、上のグラフである程度説明できると思う。1回ごとの学習のあいだに忘却してしまうことも考慮すると、やはり学習期間は短いほうがよいはずである。

そこで、提案したいのが要約サービスのflier(フライヤー)である。

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一冊の本の中には、実は大事ではない部分も多く含まれている。flierでは、大事な部分だけ要約してくれるから、大事なところだけ、短時間で読み切ることができる。これなら、読むスピードが遅い人、読書が苦手な人でも気軽に試せるのではないだろうか。

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