キャッシュレス決済は、現金がなくても支払できる決済手段のことです。
- クレジットカード、デビットカード
- バーコード、QRコード決済
- 電子マネー
があります。過去記事で、新型コロナウイルスの感染防止対策の一つとして、クレジットカードの利用を紹介しました。
>>ウイルス感染が怖いから、お店での買い物はクレジットカードをおすすめ<<
クレジットカードは、利用者には大きなメリットがあるものの、店舗側としてはクレジットカード決済機の導入コストや手数料が発生するため、簡単に決めることができないのが実状だと思います。そこで、今回は導入のハードルが低いバーコード、QRコード決済について、店舗向けのメリットをご紹介します。
キャッシュレス(主にバーコード、QRコード)決済のメリット
キャッシュレス決済のなかでも特に、バーコード、QRコード決済について述べていきます。
1.小銭(現金)のやり取り不要
レジでの現金のやり取りはもちろんのこと、レジの中に現金があると盗難防止等の管理をしなくてはならなくなりますが、キャッシュレスにすることでこれらが不要になります。おつりのやり取りがなくなるため、小銭を介したウイルス感染や、おつりの渡し間違いもなくなります。
2.レジでのお客さんの滞留が軽減される
現金のやり取りがないため、支払がスムーズになります。ボクはレジで行列を見ると、それだけで買い物するのをやめたくなることがあります。レジで行列してしまうと、並んでいる間にウイルス感染してしまうことも多いようです。
3.新規顧客の獲得チャンス
現代では現金を持ち歩かない人も少なくありません。ボクも普段は現金を持ち歩いていない一人です。我々のような人間は、決済手段が現金のみというだけで、購買意欲が削がれて買い物をやめてしまいます。お客さんを逃がさないために導入すべきです。
さらに、キャッシュレス決済できる店舗を表示するマップアプリがあることから、そのマップ経由で店舗へ来店する人も少なくありません。このように新規顧客を獲得するチャンスにもつながります。
キャッシュレス(主にバーコード、QRコード)決済の紹介
現在、バーコード・QRコード決済は各社から提供されており群雄割拠の時代であるため、一例をご紹介します。
AirPAY(Airペイ、エアペイ)
Alipayとは、中国版Amazonともいえるアリババグループが提供する世界有数のモバイル決済サービスです。グローバルパートナーを合わせたアクティブユーザー数は12億人以上、250以上の世界中の金融機関および決済ソリューションプロバイダーと協力。現在27の通貨で利用できます(2020年4月、公式サイトより)
AirPAYは、QR決済だけでなく、クレジットカード決済や電子マネー、ポイントカードにも対応しています。一例をあげると、クレジットカードは、VISA、JCB、MasterCardなど。電子マネーは、Suicaなどの交通系IC、アップルペイ、iD、QuicPay。ポイントカードは、T-pointカード、dポイントカード、Pontaカードなど。

おすすめポイント
★対応できる決済手段が多い
★振込手数料・月額固定費0円
決済手数料は発生するものの業界最安水準を誇っています(2020年4月、公式サイトより引用)。3.24%または3.74%。詳しくは公式サイトをご確認ください。
マルチ決済端末 A8
マルチ決済端末A8は、クレジットカードやQRコード決済だけでなく、レシート発行まで1台でできてしまう端末です。

おすすめポイント
★ポータブルで使用可能(Wi-Fi、4G通信に対応)
★初期費用、月額費用0円
導入コスト0円ですが、決済手数料が発生します。

Take Me Pay

Take Me Payは、お店に設置したQRコードをスマホでスキャンして決済完了することができます。対応するキャッシュレス決済の種類は、LINE PayやPayPay、国内全クレジットカードなど99種類にも及びます(2020年4月、公式サイトより引用)

おすすめポイント
★対応するキャッシュレス決済の種類が多い
★専用端末不要!初期費用・月額費用0円
導入コスト0円ですが、決済手数料3%(税別)の負担が必要です。

PayPay(ペイペイ)
PayPayは、スマホアプリでお店のバーコードを読み取ることで支払を完了させることができる決済手段です。

おすすめポイント
★初期導入費、決済手数料、入金手数料が0円
★Alipayも決済手数料0%※
※Alipayのご利用にはAlipayの審査が必要です。
まとめ
キャッシュレス決済は、スマートに決済できることや、多くのリスクを低減できることから、利用者にも店舗側にもメリットが大きいと思います。店舗経営者や個人事業主の方は、ぜひとも導入をご検討ください。
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