【IPO】エブレン(6599)が東証ジャスダックスタンダードに上場!

IPO

上場日は2020年6月29日。
エブレン(株)は、通信機器/電子応用装置/電気計測機器/交通関係装置/防衛・セキュリティ機器の5つの分野で活躍している。
株式投資に関するキーワードとしては、各分野以下のとおり。

通信機器分野
5G、クラウド、ビッグデータ、eスポーツ

電子応用装置
少子高齢化、医療費削減、スマート工場、eスポーツ

電気計測器
5G、クラウド、ビッグデータ、スマート工場

交通関連装置
自動運転

防衛・その他
防災、セキュリティ

エブレン(6599) の基本およびIPO情報

銘柄略称J-エブレン
設立年月日 1973 年 10 月 22 日
所在地 東京都八王子市石川町 2970 番地 6
事業内容 産業用電子機器・工業用コンピュータの設計・製造・販売
コード 6599
IPO調達資金の使途半導体装置関連の新規事業向けとして充当予定
①半導体製造装置に実装する試作品の性能評価、及び段階的に予定している量産体制を整えるための設備資金(自動ディスペンサーやダイボンダーなど)
②新規事業における運転資金
主幹事証券会社 野村證券
主幹事以外の引受人 いちよし証券、マネックス証券
想定価格 1,050円
仮条件 1,200~1,350円
公開価格1,350円

株主の状況( 上場前 )

氏名または名称所有株式数(株)株式の総数に対する所有株式数の割合(%)ロックアップ
上村 正人641,00046.9390日
カーム有限会社250,00018.3090日
熊谷 尚登77,0005.6490日
小林 寛子60,0004.3990日
髙橋 武志50,0003.6690日
藤野 正美45,0003.2990日
エブレン社員持株会40,1002.94180日
菊水電子工業株式会社30,0002.2090日
上村 和人23,5001.7290日
上村 宏子23,5001.7290日

ロックアップ90日目は2020年9月26日、180日目は2020年12月25日。
上記以外のロックアップ90日対象者は、上村愛(23,500株、1.72%)、清水旬(10,300株、0.75%)、小林一夫(10,000株、0.73%)、山﨑万希子(10,000株、0.73%)、田中猛(6,400株、0.47%)、森下進(※)、町山佳苗(※)

※森下進氏、町山佳苗氏の所有株式数、割合は明記されていない。ただし、「所有株式数1,000株の株主1名(1,000株、0.07%)」「所有株式数700株の株主1名(700株、0.05%)」といずれも当社従業員との記載あり。森下氏はSS事業部長。
以上のことから、森下氏、町山氏はどちらかが1,000株、もう一方が700株所有の株主であるだろう。

エブレン(6599) の業績推移

ブックビルディング(BB)参加方針

証券会社名BB期間購入申込期間方針
野村證券6/11(木)6:00-6/16(火)23:596/19(金)6:00-6/23(火)15:00参加
いちよし証券6/11(木)-6/17(水)6/19(金)-6/24(水)不参加
マネックス証券6/11(木)0:00-6/17(水)11:006/19(金)0:00-6/24(水)11:00参加

【2020/6/3記】
創立1973年ということで、東証2部でしょ!
などと思ってしまうのはボクだけでしょうか。判断したのは創立年だけではないです。所在地や既存株主の住所が地味だからです。所在地は、何年か前にできたAmazonの八王子センターのすぐそばですね(Googleマップで見られます)。

売上・利益など
売上、利益は横ばい、資産は微増傾向か。

ロックアップ
持株会のみ180日としっかり。その他の既存株主は90日。どういう営んだろうか。

事業内容
「産業用コンピュータ及びその周辺製品の開発・製造・販売」であるわけだが、具体的にどんなものに使われているかというと上にも書いたとおり。
「5G」「クラウド」「ビッグデータ」「医療機器」「半導体製造装置」「自動運転」など。これは、本記事を書いている2020/6/3時点で盛り上がっているテーマである。

上記のように、特に気になる点は見当たらない。
さらに、COVID-19の緊急事態宣言解除後のアゲアゲ相場の勢いもプラスに働くだろう。
2020/3/19上場日本インシュレーション(5368)のような地味銘柄でもしっかり高い!

初値は公開価格を上回ることは確実だと予想して、積極参加。

というものの、野村證券は100株のみ、マネックス証券も1単元以上申し込んでも抽選優遇されるわけではないため100株のみの参加とする。

エブレン(6599) のIPO 参加結果

証券会社名(管理人のBB方針)BB購入申込結果
野村證券(参加)100株落選
いちよし証券(不参加)
マネックス証券(参加)100株落選

参加メモ

安定の全滅ですね。

上場

公開価格1,350円
初値5,000円

【2020/8/30記】
2020年6月29日予定通り上場。上場2日目30日に初値5,000円で寄り付いた。これは、公開価格に対して3.7倍。

初値が付いた後はボラティリティ高く上げ下げを繰り返しながら徐々に下げて、8/17に底値3,105円を付けた後IPOバブルに乗っかって上昇。8/26に8/30と同じ5,270円の上場来高値を付けた後は下げに転じている。
直近8/28の終値4,380円ベースで、PER31.9倍、PBR2.01倍。公開まもない銘柄としては極めて低い。

だが忘れてはいけない!
地味銘柄であることを。

※ご注意※
・本記事は、新規株式発行並びに株式売出届出目論見書(訂正事項分含む)記載の内容と、それらに対する管理人なりの解釈を踏まえて作成しております。
・投資は自己責任で。

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