【IPO】松屋アールアンドディ(7317)東証マザーズに上場!

松屋アールアンドディのロゴIPO

2020年4月6日、(株)松屋アールアンドディが東証マザーズに上場です。

※本記事は、新規株式発行並びに株式売出届出目論見書(訂正事項分含む)記載の内容と、それらに対する管理人なりの解釈を踏まえて作成しております。

松屋アールアンドディ(7317) の基本およびIPO情報

銘柄略称M-松屋R&D
設立年月日1982 年 8 月 7 日
所在地福井県大野市鍬掛第 20 号 1 番地 2
事業内容自動車安全装置縫合システムの開発・製造・販売、レーザー裁断機の 開発・製造・販売、血圧計腕帯の製造、カーシートカバーの生産等
コード7317
IPO調達資金の使途以下の通り、充当予定
①連結子会社における研究開発資金
 縫製自動機事業の拡大のために、Matsuya R&D(Vietnam) Co. , Ltd.に研究開発施設を設け、自動機の開発、AI縫製自動機及び3D縫製自動機の製造費用
②連結子会社における研究開発人材の人件費
  Matsuya R&D(Vietnam) Co. , Ltd. において
③連結子会社において設備資金
 縫製品事業の拡大に伴い、 Matsuya R&D(Vietnam) Co. , Ltd. における第3工場及び第5工場の内装に係る建物付属設備費用及び移転費用、裁断機及びミシン等の設備購入費用
④当社における人件費及び人材採用費
 主に当社の縫製自動機事業における営業部門及び製造部門等の人件費及び人材採用費
主幹事証券会社野村證券㈱
主幹事以外の引受人 ㈱SBI証券、みずほ証券㈱、岡三証券㈱、東洋証券㈱
仮条件価格910~960円
公開価格910円

株主の状況( 上場前 )

氏名または名称所有株式数(株) 株式の総数に
対する所有株式
数の割合(%)
ロックアップ
後藤 秀隆600,00025.53 90日
後藤 倫啓550,00023.40 90日
後藤 匡啓550,00023.4090日
オムロンヘルスケア株式会社250,00010.64 90日/1.5倍
CBC株式会社100,0004.26 90日/1.5倍
ゴトウホールディング株式会社100,0004.26 90日
NVCC7号投資事業有限責任組合57,0002.4390日/1.5倍
後藤 久代43,0001.83
中野 雅史8,0000.34
長谷川 克人8,0000.34

ロックアップ90日目は2020年7月4日。

松屋アールアンドディ(7317) の業績推移

松屋アールアンドディ(7317)の業績推移

ブックビルディング参加方針

【2020/3/14記】
 事業内容は、エアバッグやシートベルトやそれらを作るために縫製する自動機の開発、製造、販売。
 無くなる分野とは思えないが、成長するとも思えない。タカタがリコール多い分、こちらに需要が回ってきているのか。
 2017年4月完全子会社化したタカハター株式会社。何となくタカタに似ている。

 業績面からみると、やはり、成長は頭打ちのようにみえる。
 ロックアップは法人やベンチャーキャピタルが1.5倍。想定発行価格960円からの1.5倍はすぐに到達してしまう。あってないようなもの。

 初値高騰は難しそうですが、様子見で参加します。
 

方針証券会社名 ブックビルディング期間 購入申込期間
参加野村證券3/18(水)6:00 ~ 3/24(火)23:593/27(金)6:00 ~ 3/31(火)15:00
参加SBI証券3/18(水)0:00 ~ 3/25(水)11:003/27(金)0:00 ~ 3/31(火)12:00
参加みずほ証券3/18(水)6:00 ~ 3/25(水)10:003/27(金)6:00 ~ 3/31(火)15:30
不参加岡三証券3/18(水) ~ 3/25(水)10:003/27(金) ~ 4/1(水)
不参加東洋証券3/18(水) ~ 3/25(水)9:003/27(金) ~ 4/1(水)

松屋アールアンドディ(7317) のIPO 参加結果

方針証券会社名 ブックビルディング 購入申込結果
参加野村證券100株落選
参加SBI証券100株落選
参加みずほ証券100株落選
不参加岡三証券
不参加東洋証券

参加メモ

ニッソウに続き、不人気そうな銘柄でも当選ならず。全滅でした。

上場

公開価格910円
初値838円

【2020/4/6記】
2020年4月6日、予定通り東証マザーズに上場。初値は838円(公開価格に対して、-72円、-7.9%)。わずかに割れましたね。相場全体は上がってたにもかかわらず、下げたということはそれほど人気がないのか。それとも資金流入待ちでしょうか。

自動車メーカーはどこも売上高激減や、赤字突入など会社を維持するのもギリギリのように見えます。しかし、人が移動するためのハコが必要であることは変わりありません。そうすると、安全のためにエアバックは必要?であれば、松屋R&Dの需要は今後もなくならないのでしょうか。

いえ、ボクは需要は縮小すると思っています。なぜならば、自動運転が主流になるとそもそも事故が起こりにくくなると思われます。万が一に備えてエアバックを搭載するかもしれませんが、そもそも事故を起こさないため、故障しない。だからひっぱんに必要にならない。

ここからは余談です。
エアバッグは車(四輪)だけのものではないです。最近ではバイク(二輪)用もあります。むしろ、二輪用のほうがなくてはなりません。二輪の事故で無くなる原因の多くは、胸を強打することだそうです。以前、奥多摩周遊で警視庁の方が演説していました。奥多摩周遊は都心から高速で1時間程度でしょうか。クネクネ道が楽しい一本道です。頂上付近は少し気温が下がります。山梨や長野の高原くらい。そのため、初冬や春先は積雪や溶け残りに注意しなくてはなりません。それ以外の時期でも冷えやすいため、上着を持っていくことをお勧めします。

前置きが長くなりましたが、実用では需要を獲得するのは難しいため、趣味の領域に攻めていくのも良いかと思います。松屋R&Dの方、いかがでしょうか。

 

 

 

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