2020年3月30日、(株)ニッソウが名証セントレックスに上場です。
※本記事は、新規株式発行並びに株式売出届出目論見書(訂正事項分含む)記載の内容と、それらに対する管理人なりの解釈を踏まえて作成しております。
ニッソウ(1444) の基本およびIPO情報
会社名 | ニッソウ |
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設立年月 | 1988年9月 |
所在地 | 東京都世田谷区経堂一丁目8番17号 |
事業内容 | 不動産のリフォーム事業 |
コード | 1444 |
IPO調達資金の使途 | 以下の通り、充当予定 ①人材確保に伴う人件費及び採用に係る諸費用 ②当社の知名度を向上させ、新規顧客の開拓を容易にするための広告宣伝費用 ③業務の効率化のため、販売管理に関するシステム構築費 ④業務エリア拡大のための費用及び運転資金 |
主幹事証券会社 | 岡三証券株式会社 |
主幹事以外の引受人 | 株式会社 SBI 証券、むさし証券株式会社、藍澤證券株式会社、エイチ・エス証券株式会社、エース証券株式会社及び水戸証券株式会社 |
仮条件価格 | 3,400~3,750円 |
公開価格 | 3,750円 |
株主の状況( 上場前 )
氏名または名称 | 所有株式数(株) | 株式の総数に 対する所有株式 数の割合(%) | ロックアップ |
---|---|---|---|
前田浩 | 345,800 | 86.45 | 180日 |
前田供子 | 54,000 | 13.50 | 180日 |
丸美 | 200 | 0.05 | 180日 |
ロックアップ180日目は2020年9月25日
ニッソウ(1444) の業績推移

ブックビルディング参加方針
【2020/3/10記】
2020年3月30日、東京証券取引所TOKYO PRO Marketからの上場廃止&名証セントレックス上場。東証 TOKYO PRO Marketってなんだろ。
この日は、3社同時上場が予定されている(NexTone、バリオセキュア)
業績面は、右肩上がりで好調な印象。空き家が増えてるから、不動産のリフォームはいくらでも案件あるのかな。
ロックアップしっかりですね。株主3人。
従業員数45人。
→まあまあ、こんなもんなんですかね。
平均年齢40.9歳
→45人の分布が気になりますが、こんなもんなんですかね。
平均勤続年数5.0年
→短くない!?たたき上げの社長は厳しくて、社員が定着しないのかな
平均年間給与590万円。
→40歳の平均年収は、調査媒体や地域、性別によりまちまちなようですが、400万円台前半~500万円台後半。平均以上ってことですかね。
セントレックスに上場なのに、東海東京には割当ないのね。
初値が公開価格割れする見込みは低そうなので、参加します!
方針 | 証券会社名 | ブックビルディング期間 | 購入申込期間 |
---|---|---|---|
不参加 | 岡三証券 | 3/12(木) ~ 3/18(水)10:00 | 3/23(月) ~ 3/26(木) |
参加 | SBI 証券 | 3/12(木)0:00 ~ 3/18(水)11:00 | 3/23(月)0:00 ~ 3/25(水)12:00 |
不参加 | むさし証券 | 3/12(木)6:00 ~ 3/18(水)15:00 | 3/23(月)6:00 ~ 3/25(水)12:00 |
参加 | 藍澤證券 | ー | ー |
参加 | エイチ・エス証券 | ー | ー |
不参加 | エース証券 | ー | ー |
不参加 | 水戸証券 | 3/12(木) ~ 3/18(水) | 3/23(月) ~ 3/26(木) |
ニッソウ(1444) のIPO 参加結果
方針 | 証券会社名 | ブックビルディング | 購入申込 | 結果 |
---|---|---|---|---|
不参加 | 岡三証券 | ー | ー | ー |
参加 | SBI 証券 | 100株 | ー | 落選 |
不参加 | むさし証券 | ー | ー | ー |
参加 | 藍澤證券 | 100株 | ー | 落選 |
参加 | エイチ・エス証券 | 100株 | ー | 落選 |
不参加 | エース証券 | ー | ー | ー |
不参加 | 水戸証券 | ー | ー | ー |
参加メモ
上場過密、かつ不人気、何よりも地合いが悪い!だから当たる!という予想でしたが、全滅でした。引受の証券会社のメンツが何となく地味。SBIは何でもござれで受けているような印象。ipoポイントが貯まるのでユーザーとしては良いのですが。
上場
公開価格 | 3,750円 |
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初値 | 2,800円 |
【2020/4/6記】
2020年3月30日、予定通り名証セントレックスに上場。初値は2,800円(公開価格に対して、-950円、-25.3%)。上場当日の高値は3,250円で公開価格に及びませんでした。初値は大きく割れました。当たらなくてよかった。
今後を考えてみる。
IPO調達資金の使いみちの一つに人材確保に伴う費用がある。これについては、新コロ倒産や新コロ失業で働き手が余っていることから、人材確保は容易ではないかと思われる。
一方で、広告宣伝費は宣伝を打ったところで住宅購入を控える動きが出るのではないだろうか。これについては、昨年の増税の影響もある。業績推移の欄に掲載の売上高は増税前の値であろう。
では、どのような活路があるか。
新コロ失業や新コロ失職した人たちや、住むに困っている人を雇うのはどうだろうか。雇って、住まいも与える。住まいは物件を確保して、リフォームしたものである。労働の対価として給料を与えるが、居住費を天引きする。
行動規範の一つ「社会貢献」に沿うのではないかと思うので、一考していただきたい。
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